モバイルMOBA『決戦!平安京』に「オートチェス」ライクな新モードが実装!モバイル向けに簡略化されスピード感のある内容に

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  中国?ネットイース(NetEase)のモバイル向けMOBA『決戦!平安京』にて、「平安京麻雀棋」と名付けられた「オートチェス」ライクなモードが実装されている(公式サイトのニュース記事)。

  PCのMOBA『Dota 2』のModである『Dota Auto Chess(ドタオートチェス)』の人気はIGN JAPANでも、お伝えしてきた。本家「オートチェス」のモバイル版も現在、Android版がテスト中だ。本家のモバイル版や盛り上がりについてはこちらの記事を、ゲームのルールについてはこちらの記事をチェックしてほしい。

  『決戦!平安京』のゲーム本編は、『陰陽師本格幻想RPG』を原作とする5vs5で戦うモバイル向けのMOBA。平安時代を舞台に妖怪などが登場する和風のゲームで、原作のRPGは2.5次元ミュージカル化もした。そんなMOBAの本作にオートチェスのようなモードが実装されたわけだ。

  アニメ風だったり日本の声優だったりと一見すると日本のメーカーが作っていそうだが、本作は中国製のゲームである。このようなゲームは中国製日系ゲームと呼ばれている(関連記事)。中国には模倣の文化=山寨文化があり、『決戦!平安京』と同じくネットイースの作品である『荒野行動』や、Yostarの『アズールレーン』などが代表的な山寨ゲームだ。平安京麻雀棋もオートチェスの山寨と言っていいだろう。

  なお、オートチェスの山寨ゲームは平安京麻雀棋が初めてではなく、2019年2月の時点でも『侠客自走棋』と呼ばれる作品が登場していたりする。

  平安京麻雀棋は、オートチェスと同様に8人で同時に戦うターンベースなバトルロイヤル形式のストラテジーゲームになっている。プレイヤーはコマとなった『決戦!平安京』に登場するキャラクター(式神)を購入し、盤面に設置して敵と戦っていく。ラウンドごとにランダムでほかのプレイヤーと戦う、同じコマを揃えると合成できるなど、基本的なルールはまったく同じである。

  本作のゲーム内容以外でポイントになるのは、iOS版が出ていること、吹き替えを含む日本語になっていることなどだろう。本家オートチェスのiOSモバイル版と日本語版も開発中のようだが、まだ出ていないのだ。

  

  『決戦!平安京』は初プレイだったが、平安京麻雀棋だけをプレイしたい人のための選択肢が用意されていた。

  平安京麻雀棋を実際にプレイしてみたところ、出たばかりながら十分に遊べる作品になっていた。本家のモバイル版と同様に、タップやドラッグでコマを配置する操作はPC版オートチェスよりも快適である。筆者は『決戦!平安京』のゲーム本編をプレイしていなかったためコマの性能がわかりにくかったが、日本語でプレイできたり、『決戦!平安京』の流用だとは思うが日本の声優のボイスが聞けるのはうれしい。

  『決戦!平安京』を原作とするためか、種族やクラス名称がわかりにくいのは気になった。本家オートチェスは一般的なファンタジーでよくあるオーガやエルフ、ウォリアーやナイトといった名称なのでわかりやすい。平安京麻雀棋ではアンダーワールド、キョンシー、鳥の悪魔といったあまり馴染みのない名称もあるので覚えるのが大変そうだ。

  

  フレンドを誘ってのマッチングもできる。オートチェスは完全情報(公開)ゲームであるので、ワイワイ対戦できるのも魅力。

  ゲームスピードについては60秒に1ラウンドが必ず終わる速さになっていたのはモバイル向けとしてはうれしいポイント。本家では延々とコマ同士が殴りあったりするが、こちらではすぐに戦闘が終わる。PC版の本家オートチェスでは40分ゲームも珍しくなかった。ゲームが終わる平均時間はまだ確定できないが、30分で優勝できたので、本家よりも早く終わる可能性が高そうだ。

  また、本家オートチェスにもあるボスラウンド(モンスターと戦うラウンド)も本家と同じタイミングで発生するのだが、ドロップアイテムについては存在しないようだった。たしかにモバイル向けに簡略化するのなら、装備させるのが面倒なアイテムを消してしまうのはいいかもしれない。それなら、そもそもボスラウンドがいらない気がするが。

  

  本家オートチェスで最近実装されたウィスプ(Io)に相当するダルマ。ほかのコマの合成に代わりに使用できる。本家をよく研究できていると言える。

  本家よりもスピード感があるうえに、『決戦!平安京』の声優陣でプレイできるのが平安京麻雀棋の魅力と言える。ただし、本家を完全に上回ったとは言えないだろう。本家のPC版オートチェスは毎週のアップデートで環境が変化するなど、熱心なアップデートが魅力だ。競技的なゲームプレイを求めるユーザーからは評価が高い。

  

  シナジーや合成できることを示すサジェスト機能も。レベルが上がると掲示されるコマが増える要素もある。

  Mod文化を下敷きとするゲームは、双方に影響を及ぼしていって発展するもの。たとえば、最近では『フォートナイト』が『Apex Legends』ライクなシグナル機能を導入したというのがあった。パクリなどと言って毛嫌いせずに、「平安京麻雀棋」をプレイしてみてほしい。現時点では本家オートチェスとそこまで差はないが、『荒野行動』がPUBGとは独立して進化していったように「平安京麻雀棋」もアップデートで進化していくかもしれない。

  『決戦!平安京』も『荒野行動』も中国の巨人?NetEaseのゲームである。これからどこまで『決戦!平安京』が本家オートチェスに迫れるだろうか。また、本家オートチェスはどこまで人気を伸ばしていくのだろうか。これからのオートチェス文化にも注目していきたいところだ。

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